写真集  同じ石工の連作 (無銘石工の研究)                                写真集目次へ
額のドクロ、ドクロの首飾り、猿や邪鬼の形など共通点。比較することで、大きなボールは「とぐろを巻いた蛇」であることが分かる。
 
     元禄4 戸塚大阪下                元禄7 戸塚御霊神社              元禄 藤沢 庚申堂
 
同じ石工の連作 片手サル 独特な猿のポーズがトレードマーク。 放射状4手→放射状6手→変型6手→合掌6手と変化する。約30体
第1期 4手放射状  
    
延宝8(1月) 湯河原    延宝8 葉山下山口       延宝8 港南区野庭      延宝8 大船多聞院   延宝8 鎌倉八雲神社   
第2期 6手変型  放射状→ヘビと索
        
放射状6手 延宝9 三浦和田の里  天和2 鎌倉街道 金井      天和3〜貞享1 ヘビ索6手を3基 (左より、中田 逗子小坪 和泉中央)
第3期 6手合掌  貞享元年以降は、30年間、合掌6手を作り続ける。
             
               港南区 清水橋付近         泉区中田           葉山上山口            逗子小坪              戸塚大阪下
同じ石工の連作 邪鬼面  保存状態の良い良心寺を参考に、他の石仏の持ち物などを推定できる。 
   
       逗子亀岡八幡            横須賀市追浜 良心寺           藤沢庚申堂         藤沢 山王神社?微妙
同じ石工の連作 
  
「三猿が居る?〜青面金剛座像?」などと言われたが、右との対比で馬頭観音であることが分かる。
 
  逗子 金剛寺 ♂ ♀          三浦 福寿寺 ♀ ♂
 
   保土ヶ谷宿 橘樹神社       保土ヶ谷宿 権太坂登り口
  
   寛文2 板橋 Z2                    寛文3 所沢 Z3
同じ図柄/同じ工房の連作。Z2右下の夜叉がショケラを持っていることが、Z3との比較で始めて分かる。

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