本郷台の石仏               目次に戻る  
鍛冶ケ谷八幡 寛文8阿弥陀庚申
巳待ち塔
  従是ぐみょうじ道
  横浜道
  正翁寺墓地
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日本石仏協会の石仏地図手帖「栄区の石仏」に本郷台駅の周囲を一周するコースが掲載されているがこれを一部変更して紹介する。
@〜Dは石物地図手帳そのままとし、駅を出て右方向にえきの周囲を一巡してDからもとの駅に戻る。
<見どころ>
 @集め庚申:道祖神、庚申、二十三夜塔、不動明王、往古横死者諸霊塔。
 A集め庚申:稲荷前に石仏数体、境内に道祖神、脇に入った民家に薬師石仏。
 ◎いたち川みちしるべ 西本郷小学校の前を500m進むと、戸塚道(江戸時代の鎌倉道)と弘明寺道(鎌倉時代の鎌倉古道)との  分岐点で、立派な道しるべがある。
 B巳待ち塔 左かまくらみち 右ぐみょうじみち
 C春日神社:不動型庚申塔。龍光寺廃寺跡に双体道祖神など。
 D大誓寺:徳本名号塔、阿弥陀、観音、六地蔵
ここでは、EFGを紹介する。

E正翁寺
駅左手、巨大モニュメントを思わせる文化センター脇の桜並木を進む。(「私有地につき、通り抜け禁止」の団地を避けるには、右の公園脇の道を迂回する。)
道は登り坂になり、大きな車道を横切るとやや下りになって、路地状の道に変わる。次の三叉路を左に取ると、正翁寺がある。
墓地入口に、馬頭観音の回国供養塔(横浜道)、聖観音、地蔵回国供養塔などがあり、写真になる風景である。
F道祖供養塔(横浜道)
寺の前を進み次の道を右折、さらに次の角を左折して鎌倉街道に向かって下っていく。途中右手の路地を少し入ったところに自然石の道祖供養塔(横浜道/鎌倉道みちしるべ)があるので見落とさないように注意。
G鍛冶ヶ谷八幡
元の道に戻って下ると、ちょうど鎌倉街道の鍛冶ヶ谷バス停に出る。
上り下り二つのバス停の中間点からわき道を山の方に進むと八幡神社がある。

寛文の阿弥陀庚申は栄区最古の庚申であり、地元郷土史グループの説明板がある。
自然石の巨大な青面金剛碑。猿田彦大神碑。
とくに面白いのは「判じもの」のような書体で書かれた「青面くおんごう王」碑で、しかも全く同じ形、同じ年月のものが二つ並んでいる。「一対で作られた庚申塔」に時々出会うことがある。(庚申講の人数が多くて一つでは書き切れない?)

 ●鍛冶ヶ谷八幡の裏手が「谷やま公園」
帰路: 鍛冶ヶ谷バス停から、バスで大船か上大岡。または徒歩で鎌倉街道を戻り「本郷石橋」で川沿いに右折して本郷台駅。
★いたち川の天神橋から笠間の新橋付近まで川沿いに「水に親しむプロムナード」が 順次整備されつつある。一部でも歩いてみるとよい。

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