沼津5  黄瀬川橋の現地写真              5  まとめ  資料     目次へ

現在の黄瀬川橋。6mくらいの土手が作られ、土手をを乗り越えるため、橋は
当時よりかなり高くなっている。 川沿いの道は現在は土手の上を通る。
黄瀬川橋のたもと(江戸側)から対岸の上流方向を見た風景で、細かい点まで、驚くほど江漢図と一致している。写真の方角は「西北西
江漢はここでも写真鏡を使っていることが分かる。
度重なる護岸工事にもかかわらず、200年前の黄瀬川風景や地形がそのまま残っていたことは意外であり、感激した。

八幡交差点から800m 黄瀬川橋たもと(沼津側)に駐車スペースあり
沼津IC−下田街道(修善寺、天城越え)は伊豆観光によく利用される道。国道1号沿いの柿田川湧水公園は観光の立ち寄り場所。

国道1号のこの部分は慢性の渋滞箇所で、一刻も早く抜け出したい場所なので、何度も近くを通りながら、これまで黄瀬川橋に立ち寄ったことがなかった。
昭和35年(1960)の近藤市太郎氏の時代ならともかくとして、2010年の現在まで、江戸時代の川沿いの風景がそのまま写真に撮れるとは思いもよらなかった。
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