岡部のまとめ 1 2 3 4 まとめ 目次へ | |
江漢図、広重図とも両側から山が迫る隘路(ボトルネック)を街道と水流が貫通している特殊な地形。 しかも大量の水が流れていることから、山中ではなく、かなり里に降りてきてからの風景である。 該当する場所は極めて限られており、カシミールで探すと、岡部橋からの風景であることが分かる。 (こうした風景はどこにでもあると考えられがちだが、一般には峠になっていることが多く、道は通過できても水流は越えられない。) |
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実景との比較 江漢図は、山のシルエットだけでなく、山襞まで正確に写生されている。 一方、広重図の山は完全に崩れている。 江漢図が現地風景の正確な写生であることは明らかである。 |
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こうした無名の山を、これほど正確に写生することの方がむしろ異常である。 江漢が写真鏡を使ったことの証拠である。 |
現地写生場所の紹介 岡部町の郷土資料館(大旅籠柏屋 駐車場レストラン・・あり)から 100m上流の岡部橋。 |