江漢本人の証明5.画法の共通点を探す       5         目次へ
朝霧の中から現れる針葉樹の森の表現
江漢画帖「府中」1813の背景のは、前年1812年に京都で描いた江漢真筆「柏原の富士」の森と、同じ画法で描かれている。
この森の表現は、江漢作品にもこの1枚(府中を合わせると2枚)しかない。江漢の日常のクセではなく、1812年に開発したばかりの新画法
江漢の画法を真似たニセモノと言うわけには行かない。
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