古道ハイクの勧め(その1)                         目次へ
弘明寺道−−古道ハイク入門−−弘明寺道には複数のコースがある。どれが本当の古い鎌倉道だろうか。
A/B 北向地蔵を右折する弘明寺道
弘明寺道が道路工事で2度切断されたので分かりにくい。
北向き地蔵右折−−最初の歩道橋で高速道路を渡り、「大坂」を下る。
永田交番付近、井土ヶ谷線と平行して走る山裾の裏道が弘明寺道である。
京急の井土ヶ谷ガードをくぐったあと、左右に2本の弘明寺道が分かれる。


A..井土ヶ谷ガード右折
京急線路を離れないように進むと、消防置き場の隣の庚申塔に道しるべがある。青面金剛本尊「ぐみょうじ道」
            線香立て「保土ヶ谷道」
線路に沿って更に進むが、間もなく道がなくなるので左折して車道に出る。
京急線が車道を横切るガード手前から、線路に沿って進むと弘明寺駅。


B.井土ヶ谷ガード左折
井土ヶ谷小学校と井土ヶ谷郵便局を捲くように進み、郵便局前を渡って、正面「神奈川銀行」看板脇の道に入る。関東大震災慰霊碑の手前にあった元禄の庚申塔道しるべ(新町−弘明寺)が、後述の住吉神社内に移設されている。
直進すると銭湯「住吉湯」に突き当たり、右に回り込むと更に直進道が続く。川に沿った直進道を進むと弘明寺商店街の突き当たり、弘明寺山門前に出る。(・・・この道をそのまま進むのが「鎌倉下の道」である。)
C.北向き地蔵を直進する弘明寺道
清水ヶ丘を横切ると、最後は下り道になり、井土ヶ谷の車道(南太田駅/Y高方面)に出る。
(ここにあった「金沢/鎌倉道」道しるべ地蔵が、南太田寄りの大円寺に移設されている。)
車道を渡って蒔田橋方向に進むと、右手の三角地に「井土ヶ谷事件」説明板があり、同じ敷地の庚申塔側面に「鎌倉道」と「尼将軍慰霊塚」の案内がある。三角地の左辺を直進(この部分だけ道が広くかえって分かりにくい)、車道の向かいに見える「金丸薬局」角を右折し、すぐにまた右折する。以下道なりに進むと、洒落た玄関の公民館前を通り、住吉神社に出る。(ここにBの「新町−弘明寺」道しるべが保存されているが、摩滅して字が読みにくくなった。)
住吉神社の隣が乗蓮寺。ここに「政子化粧の井戸」があり、石名坂の「政子の井戸」とのつながりで、鎌倉時代の交通路が想像出来る。
乗蓮寺前を進むと南中学に突き当たる。右に回り込むと、車道に出て、弘明寺駅はすぐそこである。
弘明寺山門の前、商店街を横切る道が「鎌倉道」で、「餅井坂経由永田天神」あるいは「青木神社経由関の下−金沢道」につながる。
古道ハイク 桜ケ丘の相州道(助郷の道) 石仏も豊富です。市沢交差点の先の市沢稲荷の道しるべが大山道コースの重要ヒント。

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