双体道祖神(続き) 性神としての流れ                                  まとめ目次へ
「双子のお地蔵さん」には「性神」の気配が全くない。性神とは別な流れが合流したのだろうか。道祖神のナゾであった。
大畠説:「双子のお地蔵さん」は、ある形を巧みにデザイン化したもの。これで性神の流れがつながる。


地神 本来は、万物を産み、万物を育てる大地の恵み−インドの女神。江戸後期から明治にかけて流行した。
花を盛った鉢を持つのが特長 仏教では女神が少ないためか日本では男神(武神像)に変わることが多い。

女神の地神 花を盛った鉢を持つ。
保土ヶ谷元町 帝釈天神社 地神講の掛け軸
圧倒的に「堅牢地神」などの文字塔が多く、像塔は全国的にも大変珍しく、藤沢などに数基あるだけ。
保土ヶ谷の地神塔
   仏向町杉山神社跡

ポーズは同じお札のコピーだが
神様らしくない人間くさい表情が面白い。
額が禿げ上がっているのは何故?

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