03川崎 5.船頭のポーズ         5  まとめ   目次へ

    北斎五十三次 川崎

      広重初版

      江漢原図

      広重再刻版
大先輩の北斎に心酔していた広重は江漢の原図通りに描くはずだったかかわらず、船頭のポーズだけは北斎の船頭を真似てしまった。
版元の保永堂はそれが気に入らず、江漢の原図通りに忠実に描き直しさせた。
「北斎の五十三次とは全く違う・・・真景・・・」というのが広重五十三次のセールスポイントであり、北斎の真似は許せなかったのである。
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